涙〜あなただけが〜





晴人はいつだって私のことを考えてくれていたんだね


こんな最高の愛情


私にはもったいないくらいだよ




「香澄が自信持って俺を彼氏だって言って欲しいから」



「...そんなのずっと前から思ってるよ」




晴人...?


私は高価なプレゼントがなくても

大好きなディズニーに行かなくても



晴人がそばにいてくれればそれでいい

その笑顔を向けてくれればそれで良かったの




晴人がくれた言葉の一つ一つが
私には最高のプレゼントなんだよ





「晴人...ありがとね」



「うん」




学校の校庭


みんなの声が響きわたる空の下


わたし達は確かに一つだったよね




少しずつ


少しずつ


歪んだものが蝕み始めてたなんて
疑いもしていなかった