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「お疲れさま」
顔真っ赤
息もまだ荒い
それでも私に向けて最高の笑顔で笑ってくれた
「じゃ、俺は戻ってるな」
「おー、ありがとな」
「優人!ありがとね」
「はいよっ!」
木の下の風は一段と爽やかで
すごく心地が良かった
「...どうだった?」
「ん。すごかった」
もっとほかの言葉で言い表したいけど
それ以外見つからないよ
「でも最後は倒れちまった」
そんなの全然気にならない
「ううん、晴人は私の誇りだよ」
嘘偽りのない言葉
私の素直な気持ちだった
「香澄もだよ」
「...え?」
晴人の大きな手が私の頭をとらえた


