「あ、水野と香澄ちゃんでしょ?」 イライラする この場にいたくない 「香澄...」 「優人までそんな顔しないでよ!」 なんなの!? ふられるくらいみんなあることじゃん! なんで私だけこんな... 筆箱を持ってトイレに駆け込んだ 個室に入って筆箱を開ける ”モノ“を手にして息を吐く 「......っ!」 視界に赤い色が写った 世間で言われる「リストカット」 私はそれにのめり込んだ 無数の傷が生きてる証 傷さえあれば生きて行ける それ以外はもう何もいらない