涙〜あなただけが〜




バカだよ



私なんかほっといたら



もう家に着いてた時間なのに




「...っバーカ」




悪いと思いながら嬉しくなる自分がいた




「いいよ、バカでも。

香澄のためだったら馬鹿になれるなら。」





告白した時以来の晴人のもうひとつの顔



「...っ...優しく、しないでっ...」





晴人のバカ



弱くないもん



こんなのまだまだ耐えられるもん


私なら平気




だから




優しくしなくたって...