ー……翌朝

「ん………」

まだ重たい瞼をこすり、ゆっくりとミラは起き上がる。

ドアを開けると、それぞれが船での仕事をしたり
のんびりと過ごしている。

「あらおはよう〜」

とミラに声をかけるのはラナ。

「ラナさん、おはようございます」

ペコリとお辞儀をする。

「よく寝れた?」

そう聞かれると、
昨夜の出来事を思い出すミラ。

「あ、はい……」

と、ミラは少し顔を赤くする。