「いや。手がすべって…。」

と、誤魔化すリオン。
さすがに、こんな純粋なミラを
このまま抱けないと感じたリオン。

ハァとため息をつき


「寝るぞ」

といい、ミラに背を向けてリオンは休む。

(……自分から眠気冷めたって言ってきたのに?変なリオ)


そして、気づけばミラもいつの間にか眠りについていた。