.。.:*Distant memory.。.:*

「………?」

状況が掴めないミラ。

ぼーとしているミラをみて、リオンは

「…ほんとに大丈夫か?」

と声をかける。

「は、はい………」

緊張してしまい、声が少し裏返る。

リオンは傍にあった椅子に座り

「……あのさ」

リオンがいいかけた時

「あの………」

「んだよ………?」

「誰………ですか……?」

ミラの言葉に一瞬止まるリオン。

「誰って………」

「私の……知り合いですか…?」

その様子はまるで………