その時向こうから

「姫様〜」

と声が聞こえる。

「やだっ!ばぁやだわ!行かなきゃ」

そう言い、立ち上がる。

「お前も大変だな?」

「笑。まだここにいるの?」

「あぁ。3日くらいはな」

そう聞くとミラは

「!なら、またお話し聞かせてっ」

そう、あの時と変わらない笑顔でミラは話す。

それに対し、ドキッとするリオン。

「ほんと物好きだな」

「リオ、また明日ね、」

ニッコリ笑うと、ミラは城へ戻った。

「……明日……か」