.。.:*Distant memory.。.:*

その言葉に、当然顔が赤くなるミラ。

「ちっちがいますッ////!」

と、リオンが掴む手を振りほどく。


リオンは、起き上がり

「………で?なんでまたお姫様がここに?」

「えっ!?…なんで姫って……」

「その服で変装したつもりか?」

と、リオンは少し笑いながら話す。


ミラは、バレないようにと抜け出す時は着替えているが…
ドレスしかなく。
一番地味な物を選んではいたが、傍からみたら、庶民には見えず。