.。.:*Distant memory.。.:*

湖に入ったリオン。
あたりを探すと、懐中時計はすぐ見つかった。

懐中時計を拾ったリオンは
それを見てはっとなった。


(これって…………。俺の……)



懐中時計を拾い、リオンは湖からあがる。

「あったぞ、探しもの」

そういい、ミラに渡す。
ミラは、それを受け取り笑顔で

「よかったっ…。ありがとうございます」

とリオンにお礼をいう。

そのミラの笑顔に、
心臓がトクンっとなるリオン。

なんだか懐かしいような…
見覚えのある笑顔ー…

(まさかな…こいつ……)

まさか、あの時のミラに会うはずがないと思うリオン。