ミラは、懐中時計をしまおうと、首にかけようとしたが…

「あっ……」

手が滑り、懐中時計は湖の中に………

「やだっ……どうしようっ………」


落ちている木の棒などで探すも、とうぜん見つからず…

中に入ろうかと考えたが、
ミラは泳げなかった。

「どうしよっ…………。大切な物だったのに…」

困り果てるミラ。
懐中時計は、このまま湖の中なのか……