それは、ある日の出来事。

「え?ミラの誕生日??」

リオンから突然質問されるラナ。

「いや、ラナなら知ってるんじゃねぇかと…」
「そんなの本人に聞きなさいよ」
「バレたらどうすんだよ」
と言ったあと、ハッとなるリオン。

「…なるほど。サプライズか」
と、ニヤつくラナ。

「…やっぱ直接聞くわ…」
「ちょっと待ちなさいよ。いいじゃない、サプライズ♪聞いておいてあげるわよ。」

「…なんか企んでねぇか?」
「そりゃあ…。まさかあんた、プレゼントあげるだけじゃないでしょーね??」
「まぁ…。」