「頼むっ!もう勘弁してくれよーっ」


「いいや俺の気がすまねぇっ」

言葉と同時に、勢いよく拳を振りおろす若い海賊。

倒れている男が、殴られると思ったその時…

その拳を片手で止める
一人の青年が現れた。

「ったく……もうやめとけ、シュウ。」

めんどくさそうな声でその青年は、そう話す。


「なんだよリオー」

「んなやつほっといていくぞ。俺腹減ってんだよ」

「おいリオっ」

リオと呼ばれてる青年は、シュウという青年の襟を掴み、外へと連れ出した。