トサー…


「ん、……」
ミラをベッドに寝かせるリオン。
と、リオンは先ほどのミラの言葉を思い出す。

「遊び………か。」

ラナの言う通り、先ほどまで他の女性といたリオン。
だがミラを見ると、どこかモヤモヤするリオン。

ベッドに腰かけ、
優しくミラの頬に触れる。

(なんでこんな罪悪感あるんだ………)

ミラに対し、そう感じるリオン。

「……女なんてどいつも一緒だろ……」

昔から女性には困ったことのないリオン。
だが近づいてくるのは、
リオンの容姿が好きな子ばかりだった。
恋愛もそこまで続いたことはなく、
いつの間にか、自分に近づくのは
表面上だけ。
そう感じるようになっていた。