真っ暗な教室は、昼間のものとは全く別の世界のようで胸がときめいた。



私は教室の電気をつける。
誰かが明かりに気付いて飛んでくるまで、が私に与えられた時間。



よし、と私は気合いを入れて準備に取り掛かった。