モテないオトコ

 笹山さんは、俺の家に帰る途中にコンビニで買った日本酒を3本も飲んでいる。

「笹山さん、飲みすぎですよ」

「持内君」

 笹山さんは、俺の目をじっと見つめて言った。
 そして、ゆっくりと自分のブラウスのボタンを外そうとした。

「ちょっと……
 笹山さん?
 何を……」

 俺は、その手を止めるように腕を掴んだ。
 すると笹山さんは、何も答えず小さく笑い、俺の手をそっと振りほどいた。
 そして、ブラウスの全部外した。

 俺の頭はパンク寸前。
 何が、起きているのか全くわからなかった。
 笹山さんは、俺をゆっくりとベットに押し倒した。
 何が起きるのだろう?
 そしてゆっくりと俺の手を掴み自分の胸に手を当てた。

「どや、柔らかいやろ?
 若い子に比べたら弾力はないと思うけど……」

 確かに柔らかかった。
 だけど、俺は何も答えなかった。
 笹山さんは、ゆっくりと俺の体に倒れ掛かった。

「ウチ、そんなに魅力ない?
 昨日も、全くウチに触れようとしなかったし……」

「そんな事……
 ないですよ……」

 俺の胸の鼓動は早まるばかりだ。