* 帰宅後。 「…翔?」 「ん?」 2人でシャワーを浴びた後、一日分の疲れがどっと押し寄せてきて、倒れるようにベッドにダイブした。 同じように、優奈も隣でぐったりしている。 「…どうした?」 「歌」 「歌?」 「うん。…すっごく、嬉しかった」 披露宴で、あいつが発表した歌のことを言っているんだろう。 「…想定外だった」 「ふふ。でも、私は嬉しかったよ?」 翔が、そんな風に思ってくれてるなんて。 そう言って笑う優奈は、本当に幸せそうで。