毎日、決められた時間にバイトに行って、与えられた仕事をする。 俺に話しかけてくる奴は一人もいない。 俺から話しかけるなんて事もない。 でも、リカだけは違った。 初日以来、俺とリカは、一緒の時間帯に働く事はなかった。 俺が帰る時間に、リカが出勤してくるか、リカが帰る時間に俺が出勤するかのどっちかだった。 リカは必ず、 「宝来くん、おはよ〜!」 笑顔で挨拶をしてくれる。 返事をしない俺に。 何でリカが、俺に対して、他の子と同じ様に接してくれるのか、俺には理解出来なかった。 .