リカと付き合う様になってから、今まで知らなかった自分の姿が、どんどんと顔を覗かせる。




「あゆ〜、どうした?お腹へっちゃった?」




俺は、リカと一緒にいると、どうしてもリカの近くに寄って行ってしまう・・・。




俺の部屋のキッチンで、二人分のご飯を作るリカの後ろ姿を見ているだけで、抱きしめたくて、構ってほしくて・・・



傍でずっと見ていたくて。




俺のそんな行動を、リカは優しく笑って応えてくれる。



「味見してみる?」


「うん。」




小さい部屋の中で、リカと二人で過ごす時間は、俺にとって何よりも大切な時間。





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