アカリさんが甘いもの好きだなんて初めて知った。 本当にツバサさんの言う通り顔に似合わない。 思わずクスクスと笑ってしまった。 しばらく笑った後ではっとした。 やばい。 思いきっり笑っちゃった…。 好きな食べ物教えてくれただけなのに失礼だよね…。 絶対怒った絶対怒った絶対怒った こ、殺される…!! 鬼の表情をしているだろうアカリさんを恐る恐る見る。 あ、れ…… 「笑っとけ」 そう言うアカリさんは口角が少し上がっていて、柔らかい表情を浮かべていた。 …この人は私の調子を狂わせる天才だ。