不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




いつも無表情で、あの瞳の奥は何を考えているのかわからない。
冷たい空気を纏ったアカリさんに似つかわしくない言葉。

けど、驚いているのは私だけだった。




「ショウ、その角曲がったコンビニ寄って」


と、ショウくんに指示を出すハルキさん。





「相変わらず顔に似合わねーもん食べたがるな、お前」


と、呆れた表情のツバサさん。



もしかして、これが本当のアカリさん…?


と、





「俺の好きな食いもんは砂糖だ」


何故かドヤ顔のアカリさん。




『さ、砂糖?!』


砂糖ってあれだよね?
あの甘いサラサラした白い砂…。



「アカリ違うだろ。甘い物だろ」