不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



『だ、ます?ぶらんど?』


「しらばっくれてんじゃねーよ!女は光龍のブランドに群がるハイエナだ。どーせお前もそうだろ!こそこそ顔隠しやがって」



確かに、お世話になってるにも関わらず、素顔を晒さない私もいけないけれど、




何、それ…
アカリさんたちがブランドなんて…






『………んだと思ってるの…』



「あ?」



『人を何だと思ってるの。アカリさん達はブランドなんかじゃない。れっきとした人よ』




私は負けじとショウくんを睨みつける。


人を物のように扱うなんて許せない。


私のいた所…奴らと同じじゃないか。




「…そんな顔で睨んだって俺は信じないからな。ハルキさんにお前を任されたからこうやって一緒にいるだけだ。

お前なんて群がるハイエナの嫉妬の餌食になればいい」



それだけ言って、またもやスタスタと歩き始めるショウくん。