私の準備が終わったのを見計らって、ショウくんは黙って教室を出る。
私は鞄を抱きしめるように持ってその後を追った。
歩くの早くて小走りしないと追いつけないし、1番は朝とのギャップに追いつけていない。
初めて出会った同い年だし、ここは思い切って…
『猫…かぶってる、の…?』
_____ピタ
あ、足が止まった。
クルッと振り返ったショウくんは鬼の形相。
そのままずんずんとこちらに戻ってくる。
「猫かぶりはお前だろ」
『え?』
「え?じゃねーよ。どうやって総長たち騙したんだよ。どーせ光龍のブランド欲しさだろ」



