不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「今回のアカリの考えにはムカつくけど、総長だし従うしかないね」



「あはは」と笑うハルキさんの後ろからドス黒いオーラが見える。




「おい、ブス。1番怒らせちゃいけねーやつはハルキだからな。覚えとけよ」



ツバサさんがコソっと耳打ちをして教えてくれた。


私は精一杯頷いた。




……何でアカリさんは同じ学校に通う光龍のメンバーにしかあいさつを許してくれなかったんだろう。


それ以外のメンバーには一切関わるな…



私の存在を公にしたくないから?


アカリさんは私を守ってくれようとしているの…?



アカリさんの考えが、私には全くわからない。