「学校通うなら下の奴らにもリンちゃん紹介しないとね。」
「そーいえばまだだったな。
こいつがブスのくせにもったいつけて下行くときフードで顔隠してやがるから下の奴らめっちゃ気にしてたしな!」
「あ〜なんかそんなこと言ってたね。なんだっけ、リンちゃんのこと”秘密の姫”とかなんと言ってたよーな」
ツバサさんとハルキさんの会話を聞いて、確かに下の子達に挨拶しないのはダメなんじゃないかと思った。
こんなお世話になってるし、光龍のメンバーの子達に悪い人がいないことなんて、ツバサさん達といたら嫌でもわかっているのに
ビクビクして顔隠して逃げて
このままじゃだめだ。
『わ、私、挨拶したい、です』
勇気を出して言ってみた。
ここに来て、初めて自分の意思を伝えたかもしれない。
「あ、ほんとに?!じゃあ早速1階に…
「待て」
ハルキさんが案内をしてくれようという時だった。
さっきまで興味なさそうに雑誌を見ていたアカリさんの待てがかかった。



