『あっ!それずるい…』


「はっ!知るか!勝てばいいんだよ!!」



私は昼間からいつものようにツバサさんとゲームをしていた。






私は基本、この大部屋から出ることはない。
行くとしたらこの大部屋の奥に繋がっているアカリさんの部屋。


アカリさんは別の部屋を使っているらしく、お言葉に甘えて今でもベッドは使わせてもらっている。



こんな幸せな生活をしてていいんだろうか…


時々、いつ終わりになるか分からないこの幸せが怖くなる。



このままずっと彼らのところに居るわけにはいかない。