不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



こんなバクバクいう心臓は初めてで、戸惑いを隠せない。


どうしたらいいのかもわかんなくて、アカリさんがドライヤーを取ってきてる間、1ミリも動くことができなかった。



アカリさんそんな事とは知らず、ドライヤーのスイッチを入れて、私の腰近くまである長い髪を撫でながら乾かし始めた。



自分でやるっていったのに…



髪の毛をサラリと撫でられるたび、心臓がバクバクする。


それでも、アカリさんの撫でる手が心地良くて、このまま寝てしまいそう。