不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



『あ、で、でもツバサさんが…』


「そんなのハルキに任せとけばいい。お前はこっちだ」



有無を言わせぬ力で、出たはずのアカリさんの部屋に連れて行かれた。




『きゃっ』


ドンと、乱暴にベッドの上に放たれた私は、驚きのあまり固まってしまった。



何をするのかと恐怖に満ちていたら、アカリさんは私の肩にかけてあったタオルを使って、私の頭をゴシゴシと拭き始めた。



その力は時折優しくて、時折乱暴で


『ちょっ、い、いたい、ですっ』



「ちっ、お前があんな格好で出てくるのが悪い」


ゴシゴシと容赦なく拭いてくるアカリさん。


頭がぐわんぐわんする〜〜〜〜



「ここは男だらけなんだ、もっと自覚しろ」