不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



肩にタオルだけ置いて、私はみんなのいる大部屋に戻った。


刹那、


「ぶーーーーーっ!!」



「わ〜随分色っぽいねリンちゃん。…あ、ツバサが鼻血吹いた」



『つ、ツバサさん?!』



いきなり鼻血を吹いたツバサさんに驚いて、駆け寄ろうとすると、それを阻止するかのようにパシっと腕を掴まれた。



「おい。お前こっちにこい」


アカリさんだ。
いつもより声が低くて、怒りのオーラが見える。


こ、怖い……