不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「うっひょーーー!待ってました〜〜!!!」

嬉々として一目散にラーメンに飛びつくツバサさん。


よっぽどお腹空いてたんだろうな。



「どうした、嬢ちゃん。食べねーのか?俺のラーメンはうめぇぞ〜」


『い、いただきます!!』



長い邪魔な髪の毛を耳にかけ、ラーメンに食いつく。



『あっつ』


「リンちゃん大丈夫?!」


心配してくれるハルキさんに、


「お前バカだろ!ふーふーしろ!!」


バカにしてくるツバサさん、

そして無言で水を置いてくれるアカリさん。





ダメだ、涙が出てくる。



「おいおい嬢ちゃん、俺のラーメン涙出るほどうめぇのか?」


『っ、とっても美味しいですっ!!』