不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上





「…リンちゃん、その見つかると厄介な"奴ら"については話せないんだよね?」



俯いたまま、静かに頷く。



これだけは絶対に話せない。
この人たちを巻き込みたくない。


…なんて思ってるけど、
きっと私は自分の"力"がバレるのが怖いんだ。






≪このバケモノ!!!!≫



いつか聞いた声が心の中で蘇る。





大丈夫。


大丈夫、違う。



私は、

バケモノなんかじゃ

ない。