意外と近いんだ。なんて思いつつ降りようとしていると、アカリさんに手を掴まれた。 驚いていると、そのまま手を引っ張られ、お店の中に。 その後ろから、ツバサさんとハルキさんが入ってきた。 深く被っていたフードを浅めにして辺りを見渡すと、奥から店主らしき人が出てきた。 「いっらっしゃい…って、お前らか」 タバコを咥えて頭に手ぬぐいを巻いている男の人。髭もちょっぴり生えていて大人っぽい。 「お?なんだ?珍しいな。女いるじゃねぇか」 存在に気づかれ、つい隠すようにして下を向いた。