私はふるふると頭を横に振った。 みんなでご飯… 行きたいけど、外に出てしまったら…。 あいつらに捕まるのが怖くて外に出れない。 私には薄暗いところがお似合いかもしれないけど、あんなとこに戻るのは嫌だ…… すると、フワッと何かが香った。 アカリさんが私にパーカーを着せてくれていた。 アカリさんの匂いに包まれたと思うと、自分でも顔が赤らんだのがわかった。 『あ、あの』 「これでも着とけ」 『でも…』 「恐いんだろ?」 と、ぐいっとパーカーのフードを私の顔が見えないように被らせた。