不思議と怖いなんて思わない自分がいた。
倉庫に入れば、もうそこは片付いた後だった。
何人か倒れてるのはみんな狼牙の人達で、光龍の強さを物語っていた。
「ほらぁ!もう片付いてる!さすが総長たち!」
「そうだよ!リンリン、もう戻ろう?」
2人の方がビビってる気がするのは気のせいだろうか……
2人の制止を無視して、私と公平くんは奥へと突き進む。
順調に進んでいる時だった。
「くそっ…狼牙をなめんじゃねぇ!!」
さっきまで横たわっていた人が突然殴りかかってきた。
『こ、公平くん危ない!』
公平くんケンカできないのに…!
と、思ったのとつかの間
華麗にその拳を避けた公平くんは足を引っ掛けて相手を転ばせ、
「ケンカってさ、殴ったりしたら自分も痛いから俺、嫌なんだよね」
「ぐえっ」
踏んづけている……。



