不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上






すぐに倉庫に行く準備が始まった。



「ショウ、悪いがツバサのかわりに巡回組の援護を頼む。終わり次第動ける奴連れてこっちに合流してくれ」


「わかりました」


的確に指示を出すアカリにそうだ、総長なんだと思い知らされる。


そしてみんなバイクに跨り次々と出発して行く。





と、バチっとアカリと目が合った。


『わ、私も行く』


「お前は______……」


「留守番!!!」


アカリが言い終わる前に言ってのけたのはツバサだ。



『行きたいの!』


「ダメに決まってんだろ!お前は残ってここの奴らの手当てでもしてろ!」




手当て……
そうか、ここに残る怪我してる人達が元気になれば、加勢できるし、私が治せば、