『「「あ」」」』 ハルキさん、ツバサさん、私のが声が重なった。 『でた…』 声が、出た! 薬がきれたんだ! 「なんだよ喋れんじゃねーかよ!」 「リンちゃん可愛い声してるね」 ツバサさんはほっておいて、一緒に喜んでくれるハルキさんに笑みを向けた。 すると、ぽんと、頭の上に手のひらが。 その手は驚いたことにアカリさんのもので… 「母親探し、やるぞ」 優しく、くしゃと私の頭を撫でて、部屋から出て行ってしまった。