不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「っ、護衛は2人ともやられました……この状況……どうやらあっちの作戦みたいっすね」


キョロっと辺りを見回し、俺たちの状況も把握した公平。


あぁ、仲間だったらどんなに心強いか…。





「はなっから奴らの目的はこれか…」


「ツバサさん…すみません…俺のせいです、あなたから翔子を任せられてたのに…俺がっ」



「公平、いい。奴らは俺が潰す……」


呟くツバサの殺気はとんでもない。



相手は狼牙。

翔子ちゃんに何をするかわからないし…また自分を責めているに違いない。


一刻も早く助けなければ______…。