怪我をしてた奴らもこの張り詰めた空気に息をのんでいるときだった、
______バン!
「っ、翔子が、翔子がいなくなったっ!!!」
雰囲気をぶち壊すには申し分の無い声だった。
いきなり入ってきた公平の、いつもじゃ想像もつかない焦った声で倉庫内はざわめきを取り戻す。
この騒動に扮して、翔子ちゃんを拉致したのか…
アイツらが考えそうな事だ…
俺は眼鏡をくいっと上げた。
「くそ…っ、おい公平!!説明しろ…!!」
「護衛はどうした」
焦るツバサにアカリは冷静だが、きっとアカリも焦ってるに違いない。
これじゃまた3年前と同じだ______…



