ビクっとリンちゃんが肩を震わせたのが、階段の上から見てる俺からでもわかった。 殺気とは違う、力の籠もった冷たい声にそうなるのは仕方がない。 全く…、うちの総長は女の子相手になんでこうなのかねぇ? 「あ?手当てなら人いた方がいいだろーが」 アカリの態度が気に食わないのか、ツバサの雰囲気もピリつき出す。 「いいから、余計な事すんな」 「お前その言い方はねーだろ!」 あ〜あ、身内で争ってる場合じゃないのに…。 ここは俺がリンちゃんを回収して穏便に…と思いつつ階段を降りれば、