「って、あ、あれ?!誰もいない……」 あ、そうだ。 俺たちは幹部室の隣の部屋にいるんだった。 「ごめん、ごめん、こっちにいるよー。どうしたの?」 面倒くさい問題じゃないといいなぁ、なんて思いつつ、ひょっこり顔を出せば、焦りで顔を曇らせているショウが。 「狼牙が………、」 「なに?」 狼牙______……… 最近大人しくしていたはずの敵対族だ。 薬や強姦、目的の為なら手段を選ばない極悪非道な集まり…。 もう何個は溜まり場である倉庫は潰したし、最近大人しくしてると思った矢先だ。