____________ハルキside 母親がいないこの現実を、1人で乗り越えようとするこの小さな少女の背中は、儚く、脆く、弱々しいものだった。 俺たちには黙って側にいることしかできない。 リンちゃんを1人にしないようにすることしかできない。 けど、それは俺たち3人にしか出来ないことだ。 誰が言い出した訳でもない。 俺たちもこの部屋で過ごすようになって1週間、 『私が、殺した……』 久々に聞いたリンちゃんの声を俺たちが逃すわけがなかった。