不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




奴らから逃げて来たあの日、

いつもとは違う力の感覚にまさかと思った。





『私にはわかるの……』


私の視界は涙でもうぐちゃぐちゃで。



私がここまで逃げて来れたのは、お母さんという希望があったから。

お母さんから"受け継いだ力"が憎い。

自分が______憎い。





「リン………」



『ごめん……今は何も聞けそうにない……

出てって…1人にして………』