バタバタと足音が聞こえ、誰かがバン!とドアを開けた音が聞こえた。 「リンちゃん?!」 「おいブスどーした?!」 ハルキのツバサの声が聞こえれば、振り向かずとも視線が私が投げて無惨にも割れた破片へといってるのがわかる。 ……そこにはもう誰もいない。 『……てた』 「………何があった」 アカリの声に、もう止められなかった。 『……わかってた』 振り向いて、3人の顔を見る。 『お母さんはもういないの…』