同時に振り向けば、心配そうにこちらを見ているハルキとテッちゃんたちと目が合った。 アカリの前髪から覗く真っ黒な目は、何かを捉えてるかのようで、 『っ、頭冷やしてくる……』 居たたまれなくなった私は、みんなの制止の声を無視して倉庫を飛び出した。 それは全力疾走だった。 もう何から逃げているのかもわからない。 ただもう何も考えたくなくて、スッキリしたくて。 目から自然と出てくる涙は私の覚悟が足りない証拠だ__________。