不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



そして、出口では何気にツバサがお見送りしている。

翔子ちゃんの頭をくしゃっと撫でていて、
「もうやめてよ!ボサボサじゃ〜ん!」なんて翔子ちゃんの声が聞こえる。

嫌がられてるのにツバサの顔は緩みっぱなしで。



私もさっきあんな顔してたのかな、うわ、ちょっとやだ…

なんて考えているといつの間にか見送り終わったツバサが近くに。



「なんだお前、ずっとこっち見て。はっ!俺様という兄が欲しくなったか…!!」


全然違う…。


『別に、私にだってお兄ちゃんみたいな人いるし!』


ツバサみたいなお兄ちゃんなんていらないもん!
と、言葉を続けようとした時_________、