不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



「だから、あいつが自ら話すように誘導すれば……「公平」



さっきまで黙っていたアカリさんが公平の言葉を遮った。



公平が息を飲んだのがわかったし、空気がピリッとした。


アカリさんが何を言うのか_______。


釘を、指すのかもしれない。

メンバーでじゃない公平がここまで口を出すのは珍しい。



俺たちまで緊張感が走る。



「いつもは俺は光龍のメンバーじゃないから1歩引いて見てました。けど、今回はメンバーじゃないからって引けません。敵がなんで翔子の事件知ってるのか、俺は知る必要がある」




相手を殴るときでさえ無表情なアカリさんは本当に何を考えてるのかわからない。

総長に言ってのける公平は怖いもの知らずだ。
それがまた惚れた女のため。


公平カッコよすぎか!!