「ぶはっ、いい反応だね〜。面白いもの見させてくれた代わりに良いこと教えてあげるよ。 僕たち、あの女が18歳の誕生日迎える前に連れ戻せって言われてるんだ。それまでにお別れの準備しといてね」 そう言うと、中学生の男は先程の男と同様、黒塗りの高級車に乗り込んでいった。 車が去った後も、俺たちはただただ呆然と立ち尽くすだけ。 俺たちしか知らない情報を、相手に知られている。 それだけでもヒシヒシと感じてくる敗北感。 俺たち下っ端はみんな感じてるに違いない。