その言葉は、俺たちをキレさせるのに申し分ない言葉だった。
「てんめぇ!!!!」
やっぱりすぐさま相手に向かって言ったのはツバサさん。
あれはもう完全にキレている。
「よせ」
「ツバサ、待て!!」
アカリさんとハルキさんの声も無視して、ツバサさんは容赦なく中学生の男の胸ぐらを掴んだ。
すると、そいつは余裕かのように口角を上げた。
「ふっ、自分から"触ってくる"なんてバカだな」
「あぁ?!このチビ余裕ぶっこいてんじゃねーぞ!!」
「あの女よりも、もっと妹のこと考えてあげたら??
…また髪の毛短くなっちゃうよ?」



