アカリさんは真っ直ぐに男を見る。
きっと話を聞く事を了承した意を送っている。
「やっぱ頭(かしら)は話が通じるね!
まぁ、でもあの女のこと仲間だと思ってるんだろ?
悪いけど、あの女は元々はこっち側の奴でね、あんたらにはあげれねーんだ」
「そ。だから勘違いすんなってこと。」
「ちょ、だからアヤトくん黙ってて?!」
「あの、君たちさ……」
ずっと黙っていたハルキさんが口を開いた。
「さっきからリンちゃんのこと物扱いしすぎなんじゃないの?」
くいっとメガネをあげるハルキさんのあの仕草は頭がキレている証拠。
やべぇ
恐ろしい…。
「……悪りぃな、俺たちも"向こう"ではそういう扱いなんだわ、きっと癖だな」
「そんなところにリンちゃんを帰すわけないだろ」



