不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「勘違いってどーゆうことだよこのチビ」



ツバサさんは中学生にも容赦はない。
リンリンの事を知ってるとならば尚更だ。



「はっ、チビとか初対面の人にそんな失礼な態度とる奴に言うわけがないだろ?」



「あぁ?なんだと?」



「僕たちは選ばれた人間なんだよ、…あの女もね」




選ばれた人間?

あの女………

それはリンリンの事に違いない。

間違いなくこいつらは____________





「はいストーーーップ、こっからは俺が話すならアヤトくんちょっと黙ろうねぇ

いや、ほんとすいませんね、うちの子口も態度も悪くて」



「あんたの子になった覚えはないよ」なんて呟きが聞こえたが、それを無視して男が話を進める。




「別に今日いきなり連れてこうなんて考えてねぇーからさ、話だけ聞いてくれ。」




連れて行く____________
誰かが息を呑んだのがわかった。